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長崎市旧香港上海銀行長崎支店記念館.jpg

 

国指定重要文化財

旧香港上海銀行長崎支店​

長崎近代交流史と孫文・梅屋庄吉ミュージアム

指定年月日 平成2年3月19日

所在地 長崎市松が枝町4番27号

香港上海銀行は、明治29年(1896)に長崎支店を開設した。この建物は、明治~昭和初期にかけて内外で活躍した異色の建築家、下田菊太郎(しもだきくたろう)が設計した現存する唯一の遺構であり、明治37年(1904)に竣工した。
長崎市の洋館群の中にあっては最大級であり、1階部分を連続アーチのアーケードとして、2・3階部分にコリント式の円柱を通した大オーダーとし、その上に三角破風(はふ)の屋根をのせるなど、海側の正面性を重視したデザインとなっている。
このように重厚で端正な意匠の本建造物は、旧外国人居留地の海岸通り及び南山手地区の景観を保つ上での重要な要素にもなっている。

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